成人年齢が引き下げられました | 笠間市から相続手続きや遺言書に関するお役立ち情報を発信しております

令和4年4月1日から、成人になる年齢が引き下げられ、18歳以上が成人となりました。

法律上成人になると、親御さん（親権者）の同意がなくても単独で有効な契約をすることができるようになるので、例えば19歳の学生さんが親の同意を得ずに、貸金業者からお金を借りたり、株やFXの取引をすることができることになります。

それでいて、契約は有効に結ばれるので、未成年だという理由で契約を取り消すことができなくなります。

ですので、法律の無知につけ込んで、不利益な契約・強要をしようとする輩が出てくることが充分想定されます（彼らは様々なスキーム〔罠〕を考案し、獲物を得ようと画策しているはずです。）。

そのため、自ら法律をより学び、周りの「大人」にいつでも聞けるような環境を作る必要があると思います。

司法書士は、消費者被害の相談にも対応していますので、もしトラブルにあったら、できるだけ早く、当事務所に限らず、お近くの司法書士事務所に行ってください。

なお、法律上成人だからといっても、お酒やタバコは「二十歳を過ぎてから」です。